岡田健蔵「ず・ぼん」特集

| コメント(0) | トラックバック(0)

ず・ぼん

ポット出版

2007.11 


函館が生んだの図書館人の巨星  

「図書館とメディアの本」という雑誌。

最新号は函館の図書館の生みの親、岡田健蔵の特集。


函館で高校生までを過ごした方なら、ほとんど?がお世話になったと思われる、函館公園内の「旧」
函館図書館。2005年11月に五稜郭公園のお堀端に新設された「函館市中央図書館」にその機能が全面移転して2年経つ。

その函館図書館の前身である「民営」図書館「協同館」の創設者、伝説的な図書館人、岡田健蔵とこの旧図書館を特集した企画が、雑誌 「ず・ぼん」(2007.11発行)で読める。


旧図書館と新図書館を多数の写真で紹介したページは迫力満点。特に書物がすっかり引越した後の旧図書館の内部のたたずまいがいい。数十万冊を収めた書庫や 開架図書室が「肩の荷を降ろした」すがすがしさの中で、窓から差し込む陽光の中で、まるで建物自体がゆっくりと息をしているかのようだ。


かつて、本州からはるばる旧図書館を訪れた学生が図書館のあまりの古色蒼然に驚いて、おそるおそる「ここは「図書館の博物館ですよね」「図書館の本館はどこですか?」と質問して「いいえ、ここが本館です。立派に現役です」との答えにびっくりしたという話が残っている。


なにしろ、旧図書館の本館は昭和3年開業。ほとんど80年という長寿。


あらためて、日本の図書館の歴史にも巨人として輝く岡田健蔵の功績を掘り起こし、この旧館を新しい用途(図書館の博物館でもいい)に再活用する道を探ってみたいものだ。

 







トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.hakodate150plus.com/mtos/mt-tb.cgi/92

コメントする

最新記事の写真