2008年9月アーカイブ

明治日本旅行案内〈下巻〉ルート編2 (単行本)

アーネストサトウ (著), 庄田 元男 (翻訳)
平凡社
1996/12
幕末、在日英国領事館に派遣されていた、日本語の達者な書記官アーネスト・サトウは、尊皇攘夷の軋轢の中で、当 時の世界帝国イギリスの外交手腕と海軍力をバックに活躍した。それらの軌跡は本人の日記を編集した「一外交官のみた明治維新」に詳しい。その中にはサトウ が箱館を訪れた記録も残されている。

函館恋唄殺人事件

木谷恭介

徳間文庫

2007.11


ミステリの分野では、国内各地を舞台にしたシリーズものを得意とする作家が多い。旅行と殺人事件とは結構相性がいいし、比較的有名な観光地を背景に選ぶことで読者も安心して読める、要はとっつきやすい、すなわち「手堅く売れる」という商魂もあるのだろう。

 

 

  収録されている版画:函館山から(原書から)

                

世界周航日本への旅

ウィルヘルム・ハイネ    

雄松堂出版

1997


1854年、箱館にやってきたペリー艦隊。和親条約締結で開港場に定められた下田と箱館の実地検分というわけだが、なにしろ電撃的な訪問で、それぞれの現地側は周章狼狽。一方のペリー一行は久々の上陸をしっかり楽しみ、かつ存分に調査をしたようだ。

 

グレタ号日本通商記
(新異国叢書 第II輯 第3巻)

F.Aリュードルフ

中村 赳 訳、小西 四郎 校訂
1984年刊


1855年の箱館にやってきたドイツ船グレタ号、船長のリュードルフは54年の日米和親条約での開港後1年 という時期の箱館で、日本側の頑固な役人相手に何とか通商の実績を上げようとおおいに努力をする。

執筆 :kiichi 2008-9-23 1:04

函館の歴史と風土

函館の歴史的風土を守る会創立30周年記念誌『函館の歴史と風土』。平成20年8月11日発行。定価(本体1,714円+税)

同会の通称は「歴風会(れきふうかい)」。

先日の記念式典にて知ったのですが、会の発足に大きな影響を与えたのは田尻さんという一人の主婦だったそうです。



函館物語
辻仁成
集英社文庫
1996/09

作家辻仁成は、高校時代を含む4年間を函館で過ごした。住まいは護国神社坂のふもと付近だったようだ。




陛下をお救いなさいまし

河井道とボナー・フェラーズ

岡本 嗣郎著

ホーム社/集英社

2002 .5


天皇の戦争責任。

戦後生まれの我々でも、生涯に何度かは必ず出くわす重い質問である。

 

街道をゆく  15  北海道の諸道

司馬遼太郎

朝日文庫

1985(文庫初版)


司馬遼太郎の「街道をゆく」シリーズは氏の没後も息長く重版を重ねている。該博な歴史知識と観察眼に裏打ちされた独特の語り口で全国津々浦々のみか外国までその足跡が残された。全43巻は氏の逝去により、「濃尾」で終わっている。

さて、函館。

『菜の花の沖』

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執筆 :kiichi 

 『菜の花の沖』、司馬遼太郎、文芸春秋社

「函館の本」というジャンルでは如何かとも思うのですが、それでもやはり現在の函館の礎を築いた人物として高田屋嘉兵衛ははずすことができません。

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