2011年1月アーカイブ

日露関係とサハリン島~幕末明治初年の領土問題

秋月俊幸

筑摩書房

1994年

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最近サハリン(樺太)についての著作を渉猟中。

松浦武四郎の事績を調べている途中で、偶然手にしたこの本「日ロ関係とサハリン島」に感動した。

0701-11 017.jpgかなり分厚い学術書なのだが、体系的な著作の極めて少ない、徳川幕府中期から明治までの日本とサハリン(樺太)の関わりを論じた好著。日本政府・外務省の公式見解ではいまだに「帰属未定」とされるサハリンに関わる日本とロシアの交渉と対立の歴史がつづられている。

1854年に勃発したロシア皇帝からのの「サハリン占領」計画とそれへの対応(軍事衝突一歩手前)、そして明治初期の「樺太・千島交換条約」交渉の舞台裏。さながら良質のミステリー小説を読むような劇的な展開が時折あらわれる。

 
 

はこだて写真帳
北海道新聞社
2010年12月

北海道新聞社が昨年11月発行した「はこだて写真帳」。同紙の地域情報版「みなみ風」連載された函館の古写真のシリーズにさらに増補・編集を加えたもの。
0701-11 002.jpg函館は中央図書館の「古写真」コレクションが有名だが、本書ではさらに、市内の公的機関や個人の収集家などから提供をうけた画像230枚を収録。
 
 

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最近では函館市要覧や美少女図鑑など、多くの媒体に函館の顔として登場している、むげん空間「小春日和」代表の大野友莉さん。

今上映中の映画「海炭市叙景」にも裏方で参加してマルチな活動をしているが、彼女個人と小春日和の活動のビジョンの融合点とはいったい何なのか、そしてこれから向かっている方向はどこなのか、まだ28歳というこの若きバイタリティ溢れる女性にその点を中心に訊いてみました。 

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