シベリアから帰還し、日本初の種痘を実施した五郎治の物語

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北天の星

吉村昭

講談社文庫

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1807年、エトロフ島で勃発したロシア兵の狼藉事件。拉致された日本人のひとり五郎治の波乱・悲惨のシベリアでの抑留生活を描く実録型歴史小説。
後半ではゴロウニン・高田屋嘉兵衛も登場、更には五郎治が持ち帰り松前で始めた日本最初の種痘の話なども盛り込まれる。
史実として取り上げられることの少ない(史料も少ない)この最初の露寇事件をここまでリアルに再現したのは吉村昭ならでは。
松前の矢野旅館には確か五郎治ゆかりの資料展示もあったやに記憶するが、次回の松前訪問時にはぜひ再訪したくなる。







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