(渡り廊下から中庭を通して太鼓櫓を望む)
いよいよあと1週間に迫った箱館奉行所の復元オープン。
オープンに先駆けて、関係者向けの内覧会等が開催されましたので、そちらで撮影した画像を使用して見どころをご紹介します。
なお、奉行所公式サイトは
先ほど【24日0時】イカール星人版!も登場
奉行所の中心棟の玄関。使者之間、大広間に向かう正式の入り口。玄関の庇屋根は杮(こけら)葺き。
正面手前が式台、さらに3段上がると玄関部分があり、その奥には槍床ある。槍床の壁は「貼付壁」と呼ばれる襖仕立ての壁。
最も客式の高い大広間。手前から四之間、参之間、弐之間、壹之間と4つの部屋が4枚の無地のふすまで仕切られている。畳数はそれぞれ15,21,18,18で合計72畳。
大広間から外側には板塀で囲われた庭。黒い塀の部分は裏板打柵矢来か漆黒塗りの板塀。
大広間や執務室などを結ぶ廊下は大半畳を敷き詰めた畳廊下。直線最長が30メートル。部屋との境は美濃(岐阜)産の和紙を張った障子で仕切られる。天井板は竿縁(さおぶち)とよばれる3本の細い木材が支える方式。
大広間の最も奥、壹之間が箱館奉行が接見に使用した部屋で、この部屋は四面とも節のない木柱で造作され、正面左には総漆塗りの違い棚。右には床の間が設けられている。幕府から明治政府への引き継ぎもこの部屋で行われた。
西棟の入母屋造りの屋根の上には望楼としても使用された太鼓櫓がある。この太鼓櫓で太鼓を鳴らし奉行所の役務時刻を知らせるた。毎朝四つ(午前10時)と八つ半(午後3時)の出退時刻に打ち鳴らされたとされる。銅版葺きの屋根とその先端部分に宝形笠を持ち、頂部は16.5メートルで構造的には5階部分に相当する。

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