7月16日と17日の2日間にわたって開催された「道南やるべや市」は、
テント数62張り、出展企業や団体などのブース数が81という函館では空前の規模の
物産市として大いににぎわいました。
主催者発表では2日間の来場者数は1万人以上とのこと。
イベント慣れした方々に聞いてみたところでは、初日が1500から2000人、
2日目が6000から7000人以上という見立てでした。
実は、そんな道南やるべや市の最大のイベントはお客さんが帰った後に行われていたのでした。
それをお伝えする前に、2日目の会場内のにぎわいをご覧ください。
こんなに楽しそうなイベントなのに、2日目の終了時刻は午後2時。
なぜそんなに早いかと言うと、この後この会場は花火大会の会場(観客席)になるから。
そのため、道南やるべや市は午後3時半までに完全撤収しなければならなかったのです!
しかしながら、62張りものテントと大量のイス・テーブル、そしてテントの重りにした
多数の鉄材(H鋼)を1時間半で完全撤去するなんてことは函館では前代未聞。
そんな、未知への挑戦が終了時刻直前から始まりました!
各ブースがどんどん片付けられていき、テントが解体され、ゴミが集められていきます。
間もなく、こんなにぎわいだった会場が・・・
こんなさっぱりとした光景に。
さらにどんどん作業は進み・・・
こんなに人でぎわっていた会場が・・・
こんなにきれいさっぱり。
時刻は2時15分。
テントの解体はほぼ終わり、フォークリフトによってH鋼が運ばれていきます。
運搬用のトラック以外にはほとんど何も残っていない状態。
この時の時刻は2時30分。
さらに作業は進み・・・
後はトラックに積み込むだけという状態になったのが、
2時45分。
この後順調に積み込みは進み、目標時刻よりも25分早い3時5分に
「史上最大の撤収作戦」は完了。
その数時間後には・・・
同じ場所に花火の見物客があふれていました。
やろうと思ってきちんと段取りすればなんとかなるものですね!
中小企業家同友会の会員の各企業の皆さんのすばらしい結集力に拍手です。
初の試みだった「道南やるべや市」は来場者にも大変好評で、「ぜひ来年も」との声が
多く聞かれました。
地域イベントとしても、地元の人が地元の優れた生産者や産品を知るという大変有意義かつ
ある意味必然性のあるものだったように思われます。
ぜひとも来年も開催できますよう、関係者各位にお願いいたします!
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