戦斗司令所と千畳敷砲台

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戦斗司令所と千畳敷砲台

千畳敷には大きく分けて2種類の要塞跡があります。

・戦斗司令所

函館山の各砲台へ攻撃対象等を監視したり情報を伝えるために設置された重要施設。

今で言えば「CIC(戦闘指揮所)」と言って良いでしょう。

ご覧のように雨ざらしですが、かつては屋根が掛かっていたとのこと。

逆側から見るとこんな感じです。

戦斗指令所跡からは函館港や津軽海峡が一望できます。

この場所に函館山各所にある砲台へ攻撃の指令を出す施設が置かれていたことにかなり納得できる眺めとも言えます。

階段を下ると、かつての電話室や電話待機室といった部屋があります。

右側の電話室跡。ここから各砲台へ情報が伝えられていたとのことです。

天井には築造当時に取りつけられたフックのようなものが・・・。

戦斗指令所への出入口はトンネル状です。

1968年当時のほぼ同一個所。木々の成長がよくわかります・・・。

 

・千畳敷砲台

千畳敷砲台には28cm榴弾砲6門と15cm臼砲が据えられ、津軽海峡に睨みを利かせていたようです。

 ◆28cm榴弾砲が据えられていてた第一砲座跡

 

第二砲座にはJRの無線施設が建てられており、立ち入ることができません。

但し、擁壁等はほぼそのままのようです。

第三砲座は草木に埋もれ分け入ることすら困難な状態です・・・。

 ◆15cm臼砲の砲座跡

 ◆地下砲側庫

中に入ることが出来ます。

但し、1か所だけ落ち葉や堆積物に埋もれていて入れない個所も・・・。

他にも棲息掩蔽部(せいそくえんぺいぶ)という施設がありますが、進駐軍により破壊され状態が酷いことや、藪の中に埋もれてしまっていることから立入禁止になっています。

右観測所への階段は意外と急です。

観測所跡からの見晴らしも、戦斗指揮所跡からの眺めと同じぐらい抜群です。

 ◆貯水池跡

 ◆弾廠跡

 ◆1968年のほぼ同地点

 ◆厠跡

左観測所跡は今回は時間の関係で撮影出来ませんでしたが、現存しているとのことです(写真は1960年代に撮影されたもの)。

 

最後に少し残念な画像を・・・。

ここには要塞時代の石積みの擁壁がありましたが、上部にある木の根の成長に伴って擁壁が傾いてしまったらしく、危険防止のため崩してしまったようです。

使われていた石材はブルーシートで保護されるでもなく野ざらしになっています。果たしていつ直すのだろうか・・・。

執筆・撮影:X-103







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