山頂駐車場の地下に広がるダンジョン-御殿山第一砲台跡

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山頂駐車場の地下に広がるダンジョン-御殿山第一砲台跡

ということで、取材班一行は山頂駐車場の下に眠る御殿山第一砲台跡へ向いました。

函館に旅行・観光でお越しになる方のほとんどが訪れる函館山の山頂展望台。

でも、そのすぐ下に旧帝国陸軍の要塞施設が眠っているとは知らずに山頂からの眺めを楽しんでおられることと思います。

今回ご紹介する旧要塞跡は、通常は一般の方の立ち入りは禁止されていますが、このたび特別に許可を得て立ち入らせていただいています。

かつては砲座等がほぼそのままの形で残されていたそうですが、幾度かの展望台の整備や山頂駐車場の新設、HBCとNHKの送信施設の建設等に伴い、ほとんどの部分が埋め立てられるなどしたこともあり、一般の方が砲台の痕跡を確認できるのはかつての砲台の入口部分にある擁壁程度です。

画像の右端ににはかつての観測所への上り下りに使った階段がありましたが、展望台の改修に伴い数段を残して消滅しています。

 

立入禁止エリアの外からも確認できる通気口の残骸。

ここから先は一般の方の立ち入りが禁止されているエリアですので、許可なく立ち入らないでください。

送信施設の裏を抜け・・・。

 たどり着くのが御殿山第一砲台の遺構である掩蔽壕(えんぺいごう)です。

明治期に築造されたものなので、アーチ部や擁壁には石とレンガが用いられています。

禁断のエリアへ・・・。

ちなみに、上の画像の右手にブロック塀のようなものが写っていますが、ここにはかつて砲側庫(=弾薬庫)と揚弾孔(=弾薬を運び上げるための穴)、そして28cm榴弾砲が4門据えてあった砲座へ向うトンネルがありましたが、展望台の改修・増築等の折に埋められてしまいました。

通路の幅は意外と広いですが、長年手入れされていないため土砂が溜まっています。

照明は全くないので、ライトが頼りです。

 小窓の奥に広がる大きな部屋は、かつては下士官の兵舎として使われていたそうです。

 

兵舎の入口。中を見てみましょう。

 

兵舎跡には通気口から降ってきたと思しき土砂や剥落したレンガが溜まっています。

しかしながら、奥行きも結構広く、上手く整備できれば利用価値が極めて高いと言って差し支えないでしょう。

通路の奥に広がる広場は、掩蔽壕やかつての士官控室(銀色の扉のところ)などの上に覆いかぶさるように作られた山頂駐車場を支えるための柱や梁があるため、往時の姿が少し想像しにくくなっています・・・。 

ふさがれていますが、通気口跡も確認できました。

奥に見える明かりが出口になります。

出る間際に一枚。

 

一般の方が立ち入れない要塞跡は函館山には数か所ありますが、御殿山第一砲台跡はロープウェイの山頂駅からも程近く、観光客の方でも比較的アクセスしやすい所だけに、今後何らかの形で保存活用の道が開くことになればよいのですが・・・。

執筆:X-103/編集:kitora/撮影:X-103、kitora、lapis







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