函館の路面電車は今を遡ること113年前に開業した「亀函馬車鉄道」へ遡ることが出来る。
◇地蔵町(現在の末広町)を走る馬車鉄道の様子(函館市中央図書館蔵)
そもそも馬車鉄道とはレールの上に載った客車を馬がけん引するものであり、亀函馬車鉄道は東京馬車鉄道(現在の東京都交通局)の技術指導を受けて敷設され、軌間や施設は東京馬車鉄道に準拠し、首都圏の馬車鉄道や路面電車で広く採用されていた1372mmという特殊な軌間が東京以北で唯一採用されることとなったが、二頭の馬が客車を牽く姿は「ハイカラ」だったに違いない。
