NiceDay In という名の民宿

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函館人のほとんどが知らないのに、函館を訪れる外国人旅行客には非常によく知られている民宿がある。

その名はNice Day In (ナイスデイ・イン)(“素敵な日のお宿”とでも訳すか)という。場所はj函館国際ホテルの真前の細い小路の途中。(真ん中の青い看板)

 

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なぜ有名かというと、英語圏ではもっとも売れているとされる旅行ガイドLonely Planetに紹介されているからだ。同書で函館の宿泊情報に出てくる宿は全部で5軒しかなく、ユースゲストハウス、古希庵、東横イン、国際ホテルに並んでの登場。ガイドでは、「ベッドとシャワー以上のものを期待しない場合のベストな選択」と紹介されている。

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実際、外観からもある程度想像できるように、簡素にして安価な宿。客室は4部屋のみ。2段ベッドの4人部屋の素泊まりは3,000円。バスタブはなく、シャワーのみ。設備らしい設備もない。

冬の函館はビジネスホテルでも4000円程度まで下がるので、決して価格面での優位性はない。

それなのに、外国人の旅行客に人気があるのは、宿の主人の老婦人の人柄にあるらしい。ほとんどサービスらしいサービスはないのだが、とにかく寛げるし、精一杯なのだそうだ。

もともと、英語の教師をしていた夫君が外国人留学生に安い「下宿のような場所」を提供するという目的で始まった民宿。当時は外国語の達者な主人のいる宿として評判をとったようだ。その夫君も数年前に亡くなり、当時の英語の注意書きを大事に使い続けているというものの、老婦人ご自身は英語が堪能ではないという。それでも長いこと外国人とやりとりをしているので聞くことは大丈夫とか。

宿泊客からのお礼の手紙やはがきからも、この女性のホスピタリティへの賛辞がうかがわれる。

 

国威観光都市ハコダテをひっそり支える小さな宿だ。


ナイスデイ・イン

函館市大手町9-11

電話 22-5919

 







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