弥生町の「おやつ工房」

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穴場と呼ばれるところは幾つもありますが、どちらかと言うとマニアックであったり、その店のファンが限定的であったりするのが常。ところが、今弥生町で土日のみの営業でありながら、密かにファンを拡げているお菓子屋さんがあります。それが「おやつ工房」です。

 

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最近のお菓子屋さんって、けっこうお金を用意しなければならなかったり、「さぁ、行こう」と決意(?)しなければ億劫になったりすることもありますよね。でも、ここは例えば子供がお小遣いを手に握り締めて買いに行くような気楽さがあります。(もっとも、大金を持って勇んで行ったら、お店のお菓子が一瞬で売切れてしまいますが)

お店自体もそんな雰囲気がする店構え。おやつ工房がある場所は、旧ロシア領事館がある幸坂の中ほど。ちょうど消防署の斜め上向側にあります。が、車でスピードを出して坂を上ったら通り過ぎてしまうかもしれません。消防署を右に見るくらい坂を上ったらゆっくり走り、左側の棟続きの建物をじっと探してください。すると、冒頭写真の小さな看板を見つけることができます。

そして玄関を中に入るとこんなに素敵なディスプレイが。

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えっ、たったこれしか置いていないの?そんなことはありません。

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写真左の棚のお菓子もあります。でも、これでほぼ全てです。どうしてたくさん並べれないかといいますと、店主さんが平日は普通の勤務をしているからなのです。これらのお菓子は金曜日の夜、仕事が終わってからせっせと作り始めますので、数に限度があるのです。

でも、数が少ないだけにとても貴重です。実は筆者は今から10ヶ月以上前からここのお菓子を食べていたのですが、貴重ですが決して高級ぶった味でもなく、奇をてらったものを創造したわけでもなく、スタンダードなお菓子を、「気軽なおやつ」として飽きずに食べてもらえるように心を込めて作ったものなのです。だから、甘さは控えています。その分、幾つでも食べることができます。

この味がいつしか静かに口伝えで拡がり、まちセンで開催されている「水曜マルシェ」で出店した時も、あっという間に完売になってしまうほどです。ちなみに私はこの時、全粒粉スコーンとフラップジャックというお菓子を買いました。全粒粉スコーン、ケンタッキーフライドチキンのビスケットに似たようなもので温めて食べてくださいと教えられ、家の電子レンジで温めましたら、口に入れた瞬間の香りに体の力が抜けました。KFCさんには何の恨みもありませんが、こっちの方が全然美味いです、はい。店主さんは、写真右の「アマンディーヌ」が自信作だとおっしゃっていました。

店主さんは、無理なペースとならないよう、少しずつ販売機会を増やして行きたいとのことです。通常は自分のレパートリーの中から8種類を選んで作り、店頭に並べているため、必ずしも写真と同じものがあるとは限りません。

お菓子の基本のような素朴だけど美味しい、そして手作りの味。値段も手頃。これも違った意味での贅沢ですね。

おやつ工房  函館市弥生町16-7 (幸坂、消防署斜め向)

毎週土・日のみ営業(但し、第3土・日は休み)   

(今月・来月は年末年始のため、12/10、11、24、25、1/14、15、28、29 が営業日となります)

なお、おやつ工房のお菓子は一部、弥生町のみかづき工房内のカフェ三日月でもお召し上がることができます。







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