2010年7月アーカイブ
ある団体の企画で函館近郊の野菜農家を見学する機会をいただきました。
不順だった6月から急に気温上昇となった7月。それぞれの生産農家の忍耐と工夫で多彩な野菜がそれぞれに順調に生育中。
うかがう話は、土作り、肥料の与え方、受粉の苦労からトマトの添え木、ビニールハウスの強風対策さらには猫の目農政の批判まで多岐にわたります。しかしどの農家も徹底した研究と失敗からも学ぶ粘り強さで今日を築いてこられたわけです。スーパーでは見慣れていても実際にどういう風に育っているかを実見できるのは貴重。完熟トマトかぶりつきという体験も興奮物。
朝8時半市内出発、昼食をはさんで6軒を7時間で回る強行軍だが、内容が濃かったせいか疲れは少ない。
ピーマンが元気に生育中 (S農園)
函館に住みたいと思ったきっかけのひとつが、アジサイの花だったかも。旅に来て歩いたとき、あちこちの家々の門に何気なくアジサイが咲いていたのが印象に残ったし、市民の森を訪ねたとき、遊歩道やアジサイ園に咲きこぼれる花々の美しさに感動したのも忘れられません。
移り住んで、心待ちにしていたアジサイの季節。市民の森ではアジサイフェスタも開かれて、涼しげに咲くアジサイたちと再会、「アジサイの挿し木体験会」にも参加することができました。市民ボランティア「アジサイサポート隊」の皆さんに教わった、アジサイを挿し木で楽しむ方法をレポートしましょう。
鉢に用意されていたのが、水で湿らせた鹿沼土(かぬまつち)。軽石の粒々で、栄養はほとんどありませんが、雑菌が少ないため挿し木に適しているそう。保水性・通気性がよく、湿っていると黄色く、乾燥すると白くなるので、水やりのタイミングがつかみやすいのも◎。来年の春、根がつくまで、ここで過ごしてもらうことになります。
挿し木にする枝(挿し穂)は、葉や茎がしっかりしたものを。葉のついている節を2つずつつけて切り分けます。下の節から根が出て、上の節から新芽が出るそう。下の節の葉は切り落とし、上の節の葉は、過度な蒸散を防ぐために3分の1くらいにカット。下の切り口は、水を吸い上げやすいように逆V字に切っておきます。
これを、割り箸などで穴をあけた鹿沼土にそっと挿し入れます。大きな鉢にゆとりを持って挿す方が条件もよさそうに思えますが、サポート隊のかたによると「縁までギュッと詰めて挿す方が、たくましく育ちますよ。壁に当たって強くなりますから!」。
なるほど、人間と同じですね。
今回用意してくださった種類は、濃いブルーが美しいおなじみ「アジサイ」、紅色の装飾花がにぎやかな「ベニガクアジサイ」、真ん中の小花が可憐な「ガクアジサイ」の3種。根がついたものを来春1鉢ずつに植えかえ、もうひと冬越して再来年に花をつける予定だそうです。
最後に、アジサイサポート隊のかたから聞いた「ちょっといい話」をもうひとつ。
「この方法なら、素敵な花の咲いているお宅から1枝分けてもらって......という楽しみ方もできますよ」。 1つの挿し穂が、何年かあとにどんな花を咲かせるかを想像して待つのは、とってもぜいたくな楽しみ。家に持ち帰った鉢を、気長に、大事にお世話することにしましょう。
昨日図書館でゲット。サライ夏号の特集記事、
五稜郭に箱館奉行所が復元
幕末・維新の函館を歩く
の小冊子(カラー8ページ)が市内でも配布されているようです。いまのところ図書館以外での入手可能場所は不明ですが、全部で1万部刷ったようですから、多分大丈夫でしょう。
コンパクトにまとめられた内容は五稜郭と奉行所の関連を理解するには比較的好適。奉行所復元を機会に友人・知人から尋ねられることも多くなりそうなので、市民としては是非とも読んでおきたい。
なお、ネット上では はこぶらのサイトで閲覧、印刷も可能。
24日、小学生の楽しい夏休みが始まりましたね
ふるる函館で、子ども対象の体験学習「夏だぁ!イカダで漂流体験?お泊り会」があり
我が家の目の前の海で子ども達が楽しそうに漂流してました。
自分達で作った木のパドルを持ち、組み立てたイカダに乗り込んで
さぁ出発!
今春函館に引っ越してきて、野外劇を初体験したのが7月9日の初日。
「1万人の函館市民によって綴られる歴史スペクタクル」というように、メインキャスト、ダンスパフォーマー、スタッフなど、たくさんの市民のかたがたのパワー全開で、見ているだけでみんなの誇りであることが熱く伝わってきました。
そんな熱気の中にもっと浸りた~い!と、今度は、飛び入りのエキストラ参加を決行! 内側から感じた野外劇の醍醐味をレポートします。
飛び入り参加は、野外劇のチラシや函館新聞の記事で告知されているように、希望の公演当日18時半までに、五稜郭内キャスト村の総合案内所で受け付け。
開演が19時45分ですから、私は気合い満々で18時に到着し、受付をすませて、さっそく衣装の着付けです。
今日は、なんと4役で出させてもらえるとのことで、衣装を逆順で重ね着していきます。
まずは、江戸時代の町民役のゆかた。「好きなのを選んでください~」と言われて、何しろふだんでも着ることのない浴衣に胸がときめいて、迷った末にブルーの小花のものをセレクト。もう何年も参加しているというボランティアの女性が、手際よく着付けてくださいました。
次は、迫害を受ける隠れキリシタンの純白の衣装。その上に、アイヌの衣装。独特の模様の上着やバンダナがオシャレです。下に着たゆかたのすそをまくって、上手に重ねていきます。
最後に着るシスターの衣装は舞台のそでで着替えるということで、以上3枚を着こんで完成!
さすがに相当暑いのですが、ここでアイヌの踊りのレクチャー。輪になって、ぐるぐる回りながら収穫を祈り、天に感謝する手ぶりがつきます。教えてくださる市民リーダーの方も、「これは種を蒔く動作ね。放り投げないで、ていねいに落としてよ」「感謝のポーズは、手をまっすぐ上にね。天に感謝だから、美しくすっとよ」などと、本当のアイヌのしきたりを教えてもらっているみたいです。
実際のステージでは、下のような感じ。
コロポックルの子どもたちの後ろで、輪になっているアイヌの人たちがエキストラです。
最初にこの野外劇を見たときに感動したのは、ステージとその背景のスケールの大きさでした。観客席とステージの間は五稜郭のお堀で隔てられ、そこをいろいろな時代の船が行き来する仕掛け。そして、堀の上に何重にも築かれた土手も、深い緑の中にさまざまな象徴的な大道具が配されています。
この舞台の壮大さ(背景との一体感、観客席からの遠さ)のおかげで、やっつけエキストラでもボロが出ず、それなりの雰囲気が出ているなぁと感心しました。
実際には、このときかぶっているカツラはゴム製のもの。そばで見合うと笑ってしまうような、ポコポコ浮いた感じなのですが、全然大丈夫ですね。また、エキストラの動きを指示するADさんも、ハンディマイクをつけたままちょんまげのポコポコカツラをかぶって、職人のような衣装をつけて、この中で動き回っているのです。「このシーン長いですよ」「客席にお尻をむけないでくださ~い」とか。
けっこうにぎやかにやっていて、初めてのエキストラでもリラックスして楽しむことができました。
そして、フィナーレは出演者と観客がペンライトで心を通わせる感動の演出。私も、持参した真っ白なペンライトを持ち、「天使にラブソングを」のようなシスターの衣装で再びステージへ。新井満さんの作った野外劇のテーマソング「星のまちHakodate」を口ずさみながら、夜空の下、みんなで作り上げた作品の一部となっている幸せを感じました。
ちなみに、このペンライト、観客向けには1本500円で販売、出演者には1本300円でレンタルされていました。
エキストラ出演は、当日受付の一般人だけでなく、市役所、病院、大学、老人ホーム、ロータリークラブなど、たくさんの団体から参加していらっしゃった模様。最初は受け身で加わっていても、市民創作劇の魅力に取りつかれて何度も参加する人も多いと聞きました。
私も飛び入り出演してみて、なんだか清々しい気持ちよさでいっぱい。この壮大な演出のステージで、激動の歴史に翻弄される函館の人を演じることは、函館に生きてきた伝統や文化を追体験できる素晴らしい機会となりました。
みなさんも、ぜひ一度、野外劇を舞台の側から体験してみませんか。
花見や子供を連れて遊園地・動物園へ行く以外は函館公園へ行かないという方も多いのではないでしょうか?
図書館も閉鎖され、場所も遠いし、特に何もなければ行くのも面倒くさい。そうかもしれませんが、ここには函館の歴史と文化がぎっしり詰まっており、日常の喧騒から逃れ深呼吸ができる、大人のための公園でもあるのです。
7月18日に行われた第14回函館新聞社函館港花火大会で撮影してきた
花火写真をスライドショーに纏めてみましたのでご覧下さい。
(BGM付き 音量注意)
画像中央をクリックすると大きなサイズでご覧いただけます。
PCスペックに余裕のある方は迫力あるフル画面モードで是非ご覧になって下さい。
*尚、この作品は期間限定公開の為1ヵ月後に削除します。
