この企画は函館市観光コンベンション部ブランド推進課が『函館を訪れる観光客等を「食」を通じて「おもてなし」するため,函館ならではの旬の食材を用いたオリジナルのランチメニュー等の提供によるお得感と満足感を高めていただく「ランチイベント」の事業化を進めることを目的とした実証実験』として実施しているもので、その主旨からいくと大々的に観光客等にアピールできないのは仕方ないとして、この企画を知ったのは先般函館青年センターで期間開店していた「いすずカフェ」が初めてでそれまでは全く無知であったのは事実です。
実証実験とはいうからには、広く市民や観光客に知ってもらって、その上での反応を確かめるのが実験だと思うのですが、全く周知されず、市のHPにも宣伝もない中での開催は、何よりも企画に参画して頑張って料理を提供したお店に対し失礼ではないかと思うのは私だけでしょうか?
そんな批判はさておき、私が行ったのは地元大町の「函館元町ホテル」2階にある「海の時計」であります。参加店全てが1500円でランチを提供するという試みで、この店では、「大沼牛じゅ~じゅ~鉄板ハンバーグ」がそのメニューとなっておりました。
上の写真左がハンバーグ。このハンバーグ、名の通り鉄板で焼いて来て、お客さんの目の前でソースをかけるという本格的なもの。ソースをかけた際に飛び散る油や滴をかわすために手前の紙ナプキンで「防御」します。これが美味しさへのプロローグなんですね。
鉄板上が落ち着いた頃、おもむろにハンバーグを一口頬むると、「肉!肉が溶ける!」そうです。口の中では溶けた肉とチーズとソースで素晴しいハーモニーが奏でられたのです。ソースは若干甘めですが、スパイスとハーブ(多分)で濃厚に仕上げられています。
この肉、大沼牛100%使用ということですが、その中でもいい部位を使っているのでしょうね。それでなければ溶けたりしないと思います。こんな美味しいものを提供しているお店が自宅の近くにあったなんて・・・。とても反省しています。
デザート(写真右)はカラメルシロップがたっぷりかかったアイスクリーム。これも満足。珈琲はセルフですが、フリーです。量も味も満足。
こんな風に頑張っているお店もあるのだから、市役所さん、もっと告知をしてくださいな。
話がそれましたが、この「海の時計」さん、解体中の弥生小学校の向かいにあり、店内から函館港も見えるためか、双眼鏡も置いてあります。1階ホテルロビーでは素敵な写真展も開催中ですので、西部地区に行かれた祭はちょっとお寄りになってみればいかがですか。店主の方々も気さくに世間話をしてくれるアットホームなお店です。
カフェ&キッチン 海の時計 函館市大町4-6 函館元町ホテル2階 0138-24-1555

確かに観光コンベンション部のページには載っていませんね。
代わりに6月1日付の「平成22年度ランチイベント実証実験事業における広告宣伝業務」の
受託者募集の記事は載ってますが・・・。
http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/kankou/lunch2010/lunch2010.html
宣伝業務を外部(民間)に委託したから市役所のサイトに載らないって、
本末転倒じゃないですか?
しかも、募集の記事が載っているのに選定結果が載ってないのも変だし。
でも、宣伝が弱いのは受託した業者のせいではなくて
ただ単に予算が出ていないのかもしれません・・・。
だから、あんまり誰も責められないですよね・・・。
想像ですが、まだ本格実施するかどうかわからない実証段階だから予算もたくさん使えないため、最低の広告料でしかやれない、という事情があるのではないかと思っています。
だからと言って、市のHPにもイベント開催の告知すらしないというのは言語道断、参加している料理店に対しての冒涜と言っても過言ではないと思います。
市民や観光客が殆ど知らない中で「実証」しようとしても、そのサンプルがなければ実証のしようがないのは明白なことであり、誰でもすぐわかることではないでしょうか。
ひょっとしたら、市は「やっぱり効果はありませんでした」という結論に導くためにわざと何もしないのでは、といううがった疑惑さえ持ってしまいます。
いくら実証実験とはいえ、やるなら費用対効果や利用客の好み・評価・場所の選定等、データを取るためにそれなりの広告費用を使うべきであるし、繰り返しになりますが、「本当に真剣にいいものを提供しようと」いう料理店には失礼極まりないことです。また、データを作るための利用客数を集めることもできないでしょう。
本当に困ったものです。