変わり行く西部地区

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西部地区の情緒を彩っていた建物が次々と解体されている一方、既に解体されて「解体前の建物の雰囲気を重視して再建築する」という約束のもとに建設されている弥生小学校が、次第に全貌を現し始めました。

本日は、それを写真でご紹介します。

 

まず、建築中の弥生小学校をご覧ください。

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次に解体が開始された、八幡坂の旧北洋相互銀行函館支店をご覧ください。

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写真には撮ることができませんでしたが、旧北洋相互銀行の内部には素晴しい意匠の柱と、それに続く梁を確認することができました。その代わり、一部が傾いていることも確認できました。

私たちは、このような素晴しい建物が解体される毎に、「残念だ」という言葉を口にします。確かに残念ですし、大きな函館の財産を失った気持ちにもなります。

今回の八幡坂の建物の解体に関して、市の担当者は解体という最悪の事態を避けるべく、所有者との交渉を粘り強く行ったようですが、市全体としてはそれほどの動きはなかったと伝え聞きます。やはり個人の努力だけでは解決できないことが多いようです。

西部地区は、函館市民にとっても観光地となっているのかもしれません。ですが、一戸一戸の建物は居住するためにあるものです。その居住用の古くて素晴しい建物が集合して、西部地区という独特の雰囲気を出している街が形成されています。

ところが、人が住まなくなると次第に建物は解体される運命にあります。弥生小学校の解体も元を辿ると、人口減少によって西小との合併が余儀なくされたことから始まっています。

街を守るためには、そこに住む以外の解決策はありません。不便だから人が住まなくなったわけではありません。人が住まなくなったから店が無くなり不便になったのです。人が住まないからリノベーションして建物を維持しようと思わず、解体されるのです。

明日は、その西部地区でバル街が開催されます。きっとまた多くの方が西部地区に集まることでしょう。どうか、西部地区を歩きながら、お店だけではなくその周辺の住宅街もご覧になってください。その住宅街はずっと住み続けている人々によって、まだ何とか形があるのです。







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